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占いのコト勉強中 -占い用語集-

占いに興味があって、占いの事をいろいろと勉強中です。占い用語を集めてまとめています。

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XIII 死神  Death 

XIII 死神  Death は、

タロットの大アルカナに属するカードの1枚である。


ウェイト版


マルセイユ版




カードの意味

正位置

終末 破滅 離散 終局 清算 決着 死の予兆

逆位置

再スタート 新展開 上昇 挫折から立ち直る

ウェイト版では、停止 損失 死と再生 を意味するとされています。


カード番号は 13

この数字はキリスト教の影響から、特に西洋で不吉な数字とされています。

東洋でも忌み数と言われ不吉の象徴とされていますが、

マヤ暦では宇宙の中心を表し、良い数字とされています。


XIII 死神  Death は事象のみを指して、死(し)と呼ばれる場合もあります。

大アルカナの22枚のカードの中でも、直接的に死を取り扱い、

また連想させるカードであることから、伝統的に不吉とされています。

マルセイユ版タロットをはじめ、死を意味する単語を記載せず

無記名とする場合があります。


マルセイユ版に描かれる では、他のカードのような下部の名称欄が設けられず、

そのまま無記名としたり、カードの側部に DEATH 等と

記載するなどの措置が採られます。

伝統的に多くのデザインでは鎌を手にしており、

死神(抽象的な死を擬人化したもの)とされるが、

これは神話や物語などから特定の人物や、

場面をモチーフとして採用したものではありません。


ウェイト版タロットに描かれている死神は、

伝統的な図柄から大胆に改変されていますが、

これはウェイトの独創ではなく、15世紀のジャックマン・グランゴヌール版の死神は

鎌ではなく軍旗を手に馬に乗り、死神が行く先々で人々の魂を刈り取る

死の行軍 の様子が描かれ、疫病の流行を連想させる図となっています。

ウェイト版ではこの構図を採用しています。

さらに甲冑を着せて、ヨハネの黙示録に登場する 第四の騎士 としたています。


マルセイユ版に描かれる 死 は、マルセイユ版タロットの大アルカナに名を連ねる、

数種のカードをモチーフとして採用されています。

大鎌を持つ禍々しいガイコツのような人物は、姿勢や棒状の物体といった構図から、

大アルカナの 愚者 であるとされています。

愚者 は特定の数字を持たないのに対し、 は特定の名前を持ちません。

また、暗黒の大地(死後の世界を意味してるといわれます)に散乱する、

手や足に混じって女性の頭部と、王冠をのせた男性の頭部が描かれています。

男性のモチーフは 戦車 に登場する若き王とされています。

女性については男性に比べ象徴的な情報が少なく説も多々存在して、

共通の説としては 対立物としての象徴 とされています。


これらが意味するところは、カード番号12番の 吊された男 において,

現状の変容 を求められた人物の、内面における自己変革の段階を描いた構図であり、

戦車 として行動を起こした際の観念も拠って立つところや活動も、

もはや現段階では意味をもたず、

前進のためには一度バラバラに 破壊 されることが必要であることを示しています。

さらに骸骨は、性別を判断しにくい特性から 両性具有的であると解釈されています。

世界 に描かれる 完璧なる存在 により近いこの象徴が、

愚者 に比べ 世界 に近づいていることを表しています。

故に、鎌を振るうのは(内面的変革を促す立場にある) 骸骨 であると言われています。


追記として骸骨の片足は大地に突き刺さった状態で描かれ、

その場で回転している状態を表しています。

回転即ち 螺旋死の本質は螺旋を描きながら変容していく と同時に,

死は変化であると同時に静止である という暗示を与え、

アレイスター・クロウリーがデザイン監修を行った、トート・タロットなどの

一部のデッキにおいては、大鎌を振り回しながらクルクルと死の舞踏を舞う

死神の姿が描かれています。

トランプのジョーカーが転じて死神となり、

さらに以降の札が作られたとの説があります。


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